◎受賞者名
十文字隼人
◎作品タイトル
夕餉を終えて
◎講評コメント
リビングテーブルの真ん中にある菩薩半跏像が、まさに「暮らしの傍らに仏像を」というイSムのブランドコンセプトを体現しています。
コメントにある、ご家族そして世の人びとへの「祈り」の想いこそ、『イSム』の真ん中にあるS=Spirit(魂)であると考えます。
仏像の向こう側に見えるご家族の表情が、どこか半跏像と似ている感じに見え、様々なストーリーを想起させます。
今日の夕食は何だったのでしょうか。食後の紅茶をいただきながらの菩薩半跏像との対話のひととき。一人でありながら他者の存在も身近に感じられ、心落ち着く優しい時間です。
あたたかなライトの色合いと相まって、見る人の心を穏やかにしてくれる素晴らしい作品となりました。